詩誌スーハ!朗読の会 「それぞれの、善き人への冬の歌」   


12月23日(火)、秩父のポエトリーカフェ武甲書店で詩誌「スーハ!」の朗読会があり、行ってきました。会場となったポエトリーカフェ武甲書店は西部秩父駅から徒歩5分の所にあるコーヒーショップ件書店で、詩集や詩誌を数多く取り扱っています。(店主の坂本さんの奥様は詩人で詩遊会を運営していらっしゃる落合朱実さん。)最近どこへ行くにも遅刻気味の私ですが、開演時間ぎりぎりで間に合いました。

朗読会のお知らせをいただいた時から「それぞれの、善き人への冬の歌」というタイトルに惹かれていましたが、何よりも出演者が豪華な顔ぶれで、この朗読会、本当に楽しみにしていました。出演者とゲストは以下の通りです。(敬称略)

「スーハ!同人朗読」
野木京子
八潮れん
佐藤恵
谷合吉重
陶原葵
日吉千咲

[ゲスト朗読]
杉本徹
中尾太一
藤原安紀子
山嵜高裕
吉田文憲

「ゲストトーク」
稲川方人: 吉賀忠昭の詩について(トーク)
古賀繭: 父の詩を読む(朗読)

朗読は野木京子さん、八潮れんさん、佐藤恵さんから始まりました。八潮れんさんも佐藤恵さんも朗読は初めてだったそうですが、あたたかい息をしている感じがあり、こちらの魂の中に落ちて振動していく感じがしました。そのあとに谷合吉重さん、陶原葵さん、日吉千咲さんの朗読があり、ゲストの朗読へと続きました。

詩誌「スーハ!」は毎号一人の詩人を取り上げて特集を組み、綿密な調査と詩人本人や家族のインタビューが丁寧に書かれていて、いつも楽しみにしています。稲川方人さんによる詩人古賀忠昭さんのお話、古賀忠昭さんの娘さんの繭さんの朗読、そして吉田文憲さんによる詩人福井桂子さんの詩の朗読はとても興味深くて圧巻でした。古賀忠昭さんも福井桂子さんもスーハ!がなかったら知りえなかった詩人です。世間の片隅でひっそりと書き続けてきた詩は硬質で、こんな詩が書きたかった、こんな詩に出会いたかったと思わせる作品ばかりでした。特に福井桂子さんの詩は私の中で呼応するものがあり、この詩人の詩をこれからしばらく読んでみようと思いました。(いつかご紹介したいと思います。)

朗読会のあとは炊き込みごはんや野菜のポトフ、生ハムのサラダ、クリスマスツリーの形をしたポテトサラダ、サンドイッチ等々をいただきながらの懇親会でした。(どれもとてもおいしかったです。)初めてお会いする方たちとはうまく話せなくてほとんど黙っていた私ですが、豊かな時間を過ごしたあと、満たされて帰宅しました。
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by hannah5 | 2008-12-24 23:38 | 詩のイベント | Comments(0)

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