私の好きな詩・言葉(3) 「丹波布」   

3回目は母の歌を3首、ご紹介させていただきます。

母は丹波(京都府)の出身です。若い時から短歌を作ってきました。「丹波布(たんばふ)」はそんな母が故郷への郷愁を込めて詠ったものです。

偶然、はなかりさんのブログで丹波布のご紹介がありました。私は一度も見たことがなかったのですが、母が時折教えてくれた丹波布を初めて見ることができ、感激いたしました。

丹波布

      丹波布

      ほのぼのと草木のいのち色にいでまさ目にし見る丹波布といふ

      あくがれしまぼろしの布丹波なるひと隅(くま)に世を避けて織るとふ

      旧(ふ)るほどにいろ年かさね深むなりいとしみ給へと手渡されにつ

                                   (歌集「水音」より)
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by hannah5 | 2004-08-23 14:55 | 私の好きな詩・言葉 | Comments(6)

Commented by hanakari at 2004-08-24 07:28
なるほど、これがhannah5さんの丹波布でしたか。
お母様の歌集宝物ですね。 

丹波布の不思議な御縁です。
Commented by hannah5 at 2004-08-24 08:44
はなかりさん、おはようございます。
はい、私にとっての丹波布です。
遠く離れて暮らしておりますので、せめてこんな形でした親孝行できませんので。
Commented by myoshidakb at 2006-09-02 17:18 x
丹波布(たんばぬの)柳宗悦さんが、このように呼んでいますね。
Commented by hannah5 at 2006-09-03 00:44
♪myoshidakb さん、はじめまして。
こんな昔まで遡って読んでくださって、ありがとうございます。
柳宗悦さんがそう言ってらしたことは知りませんでした。
人によっていろいろな言い方があるのでしょうね。

丹波布は地味な布で、長いこと顧みられなかったようですが、
今、この布をもう一度再生させようという動きがあり、
昔ながらの機織機で丹波布を織っている方たちがいらっしゃいます。
Commented at 2007-01-19 10:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hannah5 at 2007-01-20 01:59
☆鍵さん、はい、そのように読みます。
ご訪問、ありがとうございました。
後ほど伺わせていただきますね。

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