愛とか   


同情が
   ふくふく
湧いてくる
       心臓の付け根あたり
涙にまみれた
チープっぽい熱
そうだよね、
わかるんだよね、って
カナシミが溢れて
            こんこん
  と湧いてくる

抱きしめるほどに想い
              思い
                 オモイ
キミの人生をなぞって
ゆるゆると流れる血を浴び
ゆるゆると思い焦がれて
わたしのイノチの
わたしの背丈ほどの
両腕に抱えきれいない厚みと
                  熱みと

一度は泣いたよ
絞るようにして
本当に命が絞りあげられて
残り滓になって
かすかすになってしまった心で
やっぱり泣いた
泣くとね
響くんだよね
からだの中の基盤がぶっこわれそうになる

自分の終わりを告げるものは何だろう
ニンゲンそう簡単にこわれるもんじゃないんだけどね
と思っていたことが
 つんつん、
   つつつん、
つんのめる


(詩と思想2009年4月 佳作)
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by hannah5 | 2009-04-25 13:40 | 投稿・同人誌など

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