詩と思想   


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詩と思想4月号の巻頭詩に拙作「詩集」を掲載していただきました。


ところで。
ふだん生活していて、自分の薄曇りのような心の裡は人に明かすことはほとんどない。
黒とも白ともつかないそういう部分を、詩の言葉の中に埋め込んでいく。
育った境遇や生活環境は違っていても、詩を書く人たちの中に似たような薄曇りを抱えて生きている人たちが案外たくさんいて、そうだよね、知ってるよ、と心の中で饒舌な声を上げる。
新年会や朗読会などの会合で実際にその人たちと出会っても、たぶん話しかける言葉はあまりないだろうと思う。
それでも、その人たちが薄曇りをかかえて生きていることが、私にはなんだか親しい知り合いが出来たような気がしている。
詩人でいてよかったね-ある方が言われた言葉だが、不足だらけの人生をなんとか歩いていけるのも詩が私のそばにいてくれるからだと思っている。
詩と思想4月号を読んでいて、そんなことを思った。
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by hannah5 | 2013-03-28 22:25 | 詩のイベント | Comments(0)

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