私の好きな詩・言葉(29) 「詩篇121編 都上りの歌」   

詩篇は聖書の中で、もっとも愛読されている書です。詩篇には、人生の喜びや悲しみ、苦しみ、恐れ、失望、落胆、迷い、疑い、弱さ、喜び、期待など、人間の気持ちが赤裸々に描かれています。毎朝、詩篇を1編ずつ読むことを習慣にしている人もいるほどです。

人生には楽しいこともある反面、窮地に陥って苦しみもがくことも多いです。大きな山が目の前に立ちはだかってどうにも動きが取れず、日夜悩むということもこれまで何度となくありました。そんな時、いつ思い出すのが121編の「都上りの歌」です。

詩篇121編はエルサレムに巡礼に上る詩人が、神の助けを仰ぐ詩です。当時は山賊にも襲われる可能性のあった旅、その旅に出る不安を言い表し、しかし、最終的には天地の創造者なる神に信頼するようになります。苦しい時、どこからも助けがない時、私はいつも121編を思います。


詩篇121編 都上りの歌


私は山に向かって目を上げる。
私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る。
主はあなたの足をよろけさせず、
あなたを守る方は、まどろむこともない。
見よ。イスラエルを守る方は、
まどろむこともなく、眠ることもない。

主は、あなたを守る方。
主は、あなたの右の手をおおう陰。
昼も、日が、あなたを打つことがなく、
夜も、月が、あなたを打つことはない。
主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、、
あなたのいのちを守られる。
主は、あなたを、行くにも帰るにも、
今よりとこしえまでも守られる。





Psalm 121 A song of ascents


I lift up my eyes to the hills --
  where does my help come from?
My help comes from the Lord,
  the Maker of heaven and earth.

He will not let your foot slip --
  he who watches over you will not slumber;
indeed, he who watches over Israel
  will neither slumber nor sleep.

The Lord watches over you --
  the Lord is your shade at your right hand;
the sun will not harm you by day,
  nor the moon by night.

The Lord will keep you from all harm --
  he will watch over your life;
the Lord will watch over your coming and going
  both now and forevermore.

(New International Version)
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by hannah5 | 2005-02-20 17:14 | 私の好きな詩・言葉 | Comments(16)

Commented by satsuki_ok at 2005-02-20 19:55
勝手にトラックバックしちゃいました。
しかし・・・詩織さんのカテゴリの中で、ちょっとだけ浮いてる→カテゴリひとつ・・・・発見。(^^;

どうもありがとう。

Commented by ksksk312 at 2005-02-20 21:22
宗教に興味はあるので、福音書や創世記などなど読んできましたが、詩篇が信者の方々にいちばん愛読されているなんてまったく知りませんでした。当然ですが...。

それにしても、この詩は人を励ましますね。素朴で、穢れがなくて。神や預言者の言葉を集めたのが聖書だと思ってましたが、ちがうのですね。勉強になっただけでなく、詩篇にも興味が湧きました。
Commented by soyokaze-hide at 2005-02-20 21:33
はじめまして、ハンナさん
富士山麓仲間の会、No.5の soyokaze-hideです。
いい詩ばかりですね。読んでいて心癒されます。
リンクさせていただきますね。よろしくおねがいします
Commented by hannah5 at 2005-02-20 23:47
*サツキさん、勝手にトラバ、歓迎です^^
このカテゴリ、浮いてますか?
いろいろやってみるのも、本人が飽きないための工作です^^;
Commented by satsuki at 2005-02-20 23:56 x
あはは(^○^)
え”っ!?・・・・・・・・飽きっぽいの??(@@)?
Commented by hannah5 at 2005-02-21 00:05
*ksksk312さん、聖書で預言者の言葉が集められている書というのは
小預言者の書(旧約のホセア書から最後のマラキ書まで)と大預言者の書(イザヤ書からダニエル書まで)を言います。
もちろん神の言葉も書いてありますが、その他にも、イスラエルの民の歴史やモーセの律法、恋愛の書(雅歌)などがあります。
新約聖書ではマタイからヨハネまでの福音書、パウロによる牧会書簡や獄中書簡等々があります。
詩篇は私たちと同じ悩みや葛藤を抱えた人間たちが心を吐露させたものなので、現代の私たちにもよくわかると思いますよ。
Commented by hannah5 at 2005-02-21 00:08
*ヒデさん、はじめまして^^ (ここではね^^)
リンクありがとうございます。
富士山のこと、あまりよく知りませんが(ヒデさんの所より富士山に近いのにね^^;)これからもよろしくお願いします。
Commented by hannah5 at 2005-02-21 00:11
*サツキさん、けっこう飽きっぽいかもしれない・・
けっこう一生懸命やっているかと思ったら、
ある時、ポツンと切れてしまったりするしね
Commented by satsuki_ok at 2005-02-21 01:05
・・・・・・・(ーー;;
Commented by bucmacoto at 2005-02-21 21:35
畑違いの用語ですが、『如是』 という言葉は 好きでしたね。
 言葉という容れ物ではなく 言葉が指し示し包み込む 中味そのもの,
言ではなく 言の示す内容そのもの という捉え方で納得してました。

聖書や聖人や神より 伝わってきた言葉って
 言葉のまま に 自分を制し 世界を統べる
  というより
 言葉は あるがままの 世界を記述し 己を綴った
そんな印象で捉えようとする クセが私にはあるようです。

はんなさんは、
 惚れっぽくて 飽きっぽいけど 諦めない。
ってあたりで どうでしょう? (笑) < 乱入~♪ ご容赦!
Commented by hannah5 at 2005-02-21 22:42
*サツキさん、^^
Commented by hannah5 at 2005-02-21 22:51
*まことさん、、『如是』 という言葉は初めて聞きました。
そういう意味があるのですね。

>言葉は あるがままの 世界を記述し 己を綴った
そうでもないですよ。
聖書には、たしかに己を綴ってある部分が多く、あるがままでもないです。
詩篇は殊に、詩人達の心の叫びや喜びが綴られているので、
かなり主観的な部分は多いですね。

そう、諦めません。
最後まで。
惚れっぽいよね、かなり。
Commented by bucmacoto at 2005-02-22 00:37
そうそ. 非~~ 不~~ ~~にあらず ~~ではなく...
ってのを反復して 雑音(両意的な成分)をそぎ落として
純粋に言葉の本来の意味,真の意味,大げさにならない意味。
如是 : これの如くに=まさしくコレ! ってかんじでね。

又聞きですが,
恋は、下に心がある。 愛は真ん中に心がある。
だから 恋は下心,愛は真心。

ラジオでこんなのが放送されたそう。
 正確ではないけれど 単純な説得力は強いですねこの手の標語。
Commented by hannah5 at 2005-02-22 01:11
*まことさん
>恋は下心、愛は真心
ふうむ・・・
そんなものかしらん。
Commented by satsuki_ok at 2005-02-22 06:00
なるほど・・・恋は下心・・・愛は真心
肝に銘じます。。。。はい。。。
Commented by hannah5 at 2005-02-22 19:57
*サツキさん、応用は適所にてww

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