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詩をよむ   


言葉が落ちてくる
魂の奥ふかくに
あたたかく
大きく
包むように

その訪れに
眠っていた魂が
ゆっくりと
確実に眼を覚ます

魂にふれたものは
地や
空や
男や女の中で
息をしているもっともおいしくて
やわらかい部分

生まれる前から聞いていた
言葉が思いをつれて歩くのを
笑ったり
嘆いたり
日々の営みをくり返し
いのちをはぐくみながら

by hannah5 | 2006-01-05 20:17 | 作品(2004-2008)

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