べつに
2008年 03月 27日
べつにあなたを拝むつもりはないけれど
やっぱりあなたがよくて
素直に認める
いいんだよ 負けても
べつに若ぶっているわけじゃない
やや発育不全で
今ごろ感じているんだ
でも 私にとっては今が旬だから
そのままね
べつに今すぐに形にしなくても
溢れてくることばの流れに沿って歩いていけば
いつかどこかに辿り着いて
そこから芽が出てくるよ
にょきにょき
それからだって
遅くはないでしょ
自分があるとかないとか
べつに興味ないしなぁ
神さまがくれたことばに
毎日水遣りを忘れずにいるだけだし
ことばがね 生き物みたいに動いているから
外へ行っては
あれもいいこれもいいって持ってくるけど
どうして外ばかり見てるの?
べつにいいと思うけど
こっちから外へ持っていっても
遅い早いはべつに関係ない
走ったってどうせ間に合わないし
競争は苦手だし
それより 手で掬うと手の中に残るから
小さなひと粒だけど
あなたが歩く
私が走る
あなたが駆け出す
私が坐る
それでいいよ
※ 詩の中ではどこかのだれかに所属することにあまり興味はない。
徹底的に自由で、徹底的に孤独。
それでいいと思っている。
by hannah5 | 2008-03-27 23:26 | 作品(2004-2008)