産まれたばかりの卵ひとつ
2008年 09月 04日
えぐられているのが
好き
ほじくり返されるのが
好き
ギャロップ
突進
焼け焦げジュウッ!
あなたはわたしにくれるのです
眠っていたものが
目覚めるのを通り越して
突然駆けだすみたいに
今まで何をしていたんだろう
と思うほど
わたしはぼんやりしていた
氷のように眠っていたのね
わたしは食べつづける
じっとしていたら
置いてきぼりを喰っちゃうよ
あなたは
揺れていますか
空腹ですか
届かないですか
手のひらに落ちてくる
あなたのあたたかいぬるりとした粘液
あなたに悲しい顔は似合わない
悲壮感も似合わない
砕けてしまった小さくて弱いもの
それらの破片を拾い集めて
じっと握りしめても
まだ足りない
だから
やっぱり会いにいく
やっぱり書いている
産まれたばかりの卵
ひとつ
by hannah5 | 2008-09-04 13:27 | 作品(2004-2008) | Trackback(1)
タイトル : 私の好きな詩・言葉(127) 「かみさまの匂い」 (三角..
かみさまの匂い かみさまの匂いがする夜は どうやっても眠れない 晒されているのだ、わたしの 愚かさや拙さが クローゼットには 脱皮したわたしの産物が きれいに整列していて 幼い。 そう云っておとこは いつも笑った わたしも笑った 笑いながら また産まれつつある 細胞を くまなく撫でた かみさまの匂いがする夜は たいてい、過去に引き戻される 手をつなぐ重要さを 惰性にしている罪は どこからやってきたのだろうか? 今夜も産まれるというのに わ......more
かみさまの匂い かみさまの匂いがする夜は どうやっても眠れない 晒されているのだ、わたしの 愚かさや拙さが クローゼットには 脱皮したわたしの産物が きれいに整列していて 幼い。 そう云っておとこは いつも笑った わたしも笑った 笑いながら また産まれつつある 細胞を くまなく撫でた かみさまの匂いがする夜は たいてい、過去に引き戻される 手をつなぐ重要さを 惰性にしている罪は どこからやってきたのだろうか? 今夜も産まれるというのに わ......more













