カテゴリ:投稿・同人誌など( 147 )   

詩と思想詩人集2017   


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2017年の詩と思想詩人集がもうすぐ発売になります。
詩人453名による自選アンソロジーです。
私は「森の娘に。」という作品で参加しました。
以前、岩波ホールで上映された「パプーシャの黒い瞳」という映画を観て着想を得ました。

発行所 土曜美術社出版販売
発行   2017年8月31日
定価   5,000円+税



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by hannah5 | 2017-08-10 20:32 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

詩と思想4月号   



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昨年10月15日に開催された詩と思想のシンポジウム「歴代編集長が語る戦後詩の継承と発展」の模様が詩と思想4月号に掲載されています。歴代の編集長の思いと意気込みを知ったシンポジウムでしたが、最後の質疑応答でちょっとだけ質問した私の質問も掲載されました。4月号には私の作品は掲載されていませんが、高良留美子さんに即答をいただいてちょっと嬉しかったので、ここに書かせていただきました。4月号はその他にも詩と思想新人賞を受賞された及川俊哉さんのインタビューや伊藤浩子さんと野村喜和夫さんとの往復書簡など、盛り沢山の内容になっています。

詩と思想4月号
発行 土曜美術社出版販売
定価 1300円+税



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by hannah5 | 2017-04-04 05:32 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

釈然としていた頃   


釈然としていた頃
      ――『新井豊美評論集』に寄せて 


今も、生きて語るその言葉に
務めて置いてきたものや
意識的に封印したものの
鋭く尖ったぎざぎざの鮮烈が
ふっつと熱くなる

熱は
いつもそうして
置き去りにしてきたような気がする
生(なま)の鼓動と
裸をさらし
恥部をさらしても なお
呼吸(いき)ることが
生きて進んでいくことの悦びだった

飽きることなく踊りつづけた
一人遊び
赤剝けの旋律がひたすら愛おしく
どこまでもするすると延びていくそれは
永遠の匂いがした

言葉が
忘れずに起き上がる
想起され
集められたり捨てられたりしたものが
私の前で自由に動いていたことが
今もそうあるように
そのように続いていくように


残された言葉はそのひとそのもので
病に冒されていなかった頃の
凛とした佇まいが蘇る
私たちが決して垣間見ることのできなかった
硬質な輝き
奥のそのまた奥底に埋(うず)められていたものが
初めて覗かれることを許している


(詩と思想 2016年11月号掲載)



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by hannah5 | 2017-01-17 19:22 | 投稿・同人誌など

詩と思想   


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詩と思想11月号に作品「釈然としていた頃」で参加させていただきました。
「釈然としない」が正しい使い方ですが、実験的に言葉を造ってみました。
新井豊美さんが亡くなってから出版された新井さんの評論集に寄せて書いた作品です。

詩と思想11月号
定価 1,300円+税
出版 土曜美術社出版販売



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by hannah5 | 2016-10-28 19:40 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

Priceless vol. 3   



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緑のきれいな季節になりましたね。
3冊目の個人詩誌Priceless を刊行しました。

Priceless vol. 3
定価300円

※武甲書店での店頭販売は検討中です。



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by hannah5 | 2016-05-04 20:55 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

詩と思想詩人集2015   


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詩と思想詩人集2015が刊行されました。
総勢447人の詩人のアンソロジーです。
私も参加しました。
よろしければ、読んでみてください。
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by hannah5 | 2015-07-31 13:03 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

詩誌喜和堂3号   


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詩誌喜和堂3号が出ました。今回の喜和堂にはいつもの詩、散文、連詩の他に、ルネ・マグリット展を鑑賞して詩を書くという新しい企画が加わり、また参加者も増えて、読み応えのある1冊に仕上がりました。

参加者:
野村喜和夫、芦田みのり、有泉はるみ、伊藤浩子(ルネ・マグリット展のみ)、岩切正一郎、唐作桂子、来住野恵子、颯木あやこ、佐峰存、そらしといろ、中家菜津子、葉山美玖、はんな、森川雅美、山腰亮介、渡辺めぐみ
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by hannah5 | 2015-07-19 18:59 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

創世―― ウニャ・ラモスに   


始まりの初めに
あなたが立っていたことを知らなかった

固く閉ざしたままの乳白色
触れたことのない息遣い
触れられたことのない熱
疼くように潜んだまま 身じろぎもせず
平らにならした表面の下で
長く じっと

予感とも呼べないほどの微かな震えが
幾重にも重なるように打ち寄せ
受け止めようとする両方の手のひらに
溢れるように落ち始めたそれら

射し込む葦笛の音
魂のひだが隙間もないほど揺れて
熱をもち倦んでいく
密かに匂うゆらめきの
小さな痛み
倦み疲れることに憧れ
けれど 踏み出せないまま

叩かれる音
空気を突き刺して

魂のひだをばらばらに切り離しては
あちこちに散らばったそれらをかき集め
握りしめる
手の中で
呻き声をあげて はじき出ようとする

寄せては返し
寄せては返す
あの向こうに見えた
大きな月の光を
かき抱いて

※ウニャ・ラモス(1933―2014)。アルゼンチンの音楽家、作曲家、ケーナ奏者。代表作に Una Flauta En La Noche、Eve、Puente De Madera (シャルル・クロス・アカデミー賞受賞)、La princes del mar などがある。
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by hannah5 | 2014-12-11 23:06 | 投稿・同人誌など

詩と思想12月号   


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詩と思想12月号に、「創生――ウニャ・ラモスに」という作品を掲載していただきました。

ウニャ・ラモスの音楽(ケーナ)は私が若い頃、漠然と人生の先行きを遠い彼方へ求めていた時に出会いました。ケーナは尺八に似ていますが、もう少し漂白感のある音楽で、魂の奥深くに響く音を出します。そのウニャ・ラモスが今年5月23日に亡くなりました。人生の大事な何かをなくしてしまったようで、とても悲しかったです。
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by hannah5 | 2014-11-30 19:04 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

詩と思想9月号   


詩と思想9月号で、私の個人詩誌Priceless (Vol.2)に詩誌評をいただきました。
評をしてくださったのは石川厚志さんです。
ありがとうございました。


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by hannah5 | 2014-08-29 17:32 | 投稿・同人誌など | Comments(0)