カテゴリ:投稿・同人誌など( 146 )   

詩集評   



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坂井信夫さんが「パーマネントプレス」に私の詩集『あ、』の評を書いてくださいました。坂井さんは少し前に詩と思想で投稿詩の選評を担当されていた時、私の作品にも時々評をくださった方です。パーマネントプレスは沖縄で発行されている詩の季刊新聞(編集発行人は石川為丸さん)。

書いた詩は第三者にどんなふうに映るのか――評をいただいたりすると、思ってもみなかった視点に嬉しくなったり驚いたりします。坂井さんは『あ、』についてとても好意的な評を書いてくださいました。

他に小川三郎さんの『象とY字路』、岡田ユアンさんの『トットリッチ』、久保りゅうさんの『種を焼く』、岡野絵里子さんの『陽の仕事』などに詩集評を書かれています。

昨年12月に初めての詩集を出してから初めての詩集評をいただきました。目を留めていただいて嬉しかったです。ありがとうございました。
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by hannah5 | 2013-05-30 23:53 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

新現代詩   



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新現代詩15号が発行されました(新現代詩の会)。
私は「曇り空の下の点点点」で参加しました。
前号で掲載された時誤植があり、修正して再掲載していただいたものです。
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by hannah5 | 2012-03-08 16:20 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

詩と思想   


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詩と思想3月号の特集「ショートな詩」に拙作「微熱」を掲載していただきました。
原稿用紙1枚20行の短い詩です。
短い詩って難しいですね。
最後まで悩みました。
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by hannah5 | 2012-03-01 18:04 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

ひとしずく   


本当は
確かに同じ方向を見ていた瞬間があって

かすかな雨の降る音を聴いたり
― うすくれないの小さなふくらみ
傘もささずに夜の街を歩き続けたり
― 長靴の底で踏む白いぬくもり

形にならない名前がいくつか舗道に転がっていて
落ちてくる雨の下で
そうね、とか
いいよね、とか言って
消えずにいることが相槌のようで

始まりも終わりもなく
どこまでもずっと歩いて行けそうで
笑うことを忘れていた手のひらが
ぽっとあたたかくなって
初めてのように息をついだ

何かが必要で
何も必要ではなく
― 雨がつま先を絡めて踊っている

いつだったか
ガラスのペーパーウェイトをもらったことがあって
透明な重みがぽってりとしていて
底に綺麗な切れ長の目が沈んでいた
― 淡い甘味がかすれて浮いてくる


上手に重ねられなかった日日の間に
雨の滴がころころと
落ちていく


(旋律28号)
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by hannah5 | 2012-01-04 17:29 | 投稿・同人誌など

旋律   


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旋律28号が発行されました。(長崎ラ・メールの会)
招待作品は長谷川忍さんの「りりさんの音」です。
私は「「ひとしずく」と「始まり」の2篇で参加させていただきました。

***

「同人誌」というものに初めて参加させていただいたのが「旋律」でした。表紙を描かれている志久浩介さんから毎号「旋律」を送っていただいていて、ある日、編集をされている水無月科子さんの作品を詩織にご紹介したことがきっかけでした。水無月さんはまったく見ず知らずの私に「旋律に参加しませんか」と親切に声をかけてくださいました。遠く離れた長崎から出されている詩誌に参加してみるのも面白いかもしれないと思い、すぐに参加させていただきたいと返信しました。それまでネットでしか詩を書いてこなかった私に初めて紙媒体での発表の場を与えてくださいました。2007年のことです。次号の旋律の編集・発行予定のハガキをいただくたびに、次は何を出そうかとわくわくしながら作品を選びました。

「旋律」の参加は今号をもって退会させていただくことになりました。いつもあたたかい声をかけていただき、励ましてくださった水無月さんに心より感謝申し上げます。「旋律」に書くきっかけを作ってくださった志久浩介さんにもお礼を申し上げます。

来年は少し違う方向へ向かいます。その時までまた。
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by hannah5 | 2011-12-27 15:46 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

狼19号   


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狼19号が発行されました(光冨いくや氏編集発行)。
私は「仮面の下の」という作品で参加させていただきました。

参加者:
颯木あやこ、中村梨々、石畑由紀子、木下奏、中島真悠子、森岡美喜、望月ゆき、落合朱美、はんな、今鹿仙、石川厚志、高岡力、加藤思何理、ダーザイン、光冨いくや、井嶋りゅう、広田修

表・紙画:志久浩介
裏・写真:森岡美喜

定価800円

狼19号を希望される方は光冨いくやさんまでご連絡ください。
mitsutomi@jcom.home.ne.jp
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by hannah5 | 2011-12-04 01:20 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

新現代詩   


先週、新現代詩14号が発行されました(新現代詩の会編集)。
私も作品を1篇参加しましたが、大変残念なことに誤植がありました。
次号で訂正したものがお詫びとともに掲載される予定です。
もしお手元に新現代詩14号が届いた方がありましたら、
私の作品は不完全であることをご了承ください。
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by hannah5 | 2011-11-07 13:51 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

第18回丸山薫賞   


第18回丸山薫賞に本みち子さんの『夕焼け買い』(土曜美術社出版販売)が決定、受賞されました。この詩集は詩と思想4月号で私が書評を書かせていただいたもので、その詩集が賞を受賞されたことに書評を書かせていただいた者として大変光栄に思います。

山本みち子さん、受賞おめでとうございます。

第18回丸山薫賞

詩と思想
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by hannah5 | 2011-10-31 00:59 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

詩と思想10月号   


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詩と思想10月号の「同人誌群像」(同人誌の紹介)では新現代詩を紹介していただきました。
(記事を書かれたのは代表の中川敏さん。)
巻頭の写真は7月3日に神田の文芸学校教室で行われた東京合評会に集まったメンバーです。
翻訳の大詰めの作業に追われて連日徹夜が続き、寝不足のひどい顔で参加しました。
ご覧になった方はさらりとスルーしてくださいませ。
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by hannah5 | 2011-09-28 16:36 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

あわい   

 
 布団の中でぼんやりと暖かさにくるまりながら空洞のような不安定が徐々に膨らんでいくのを見ている 薄ら寒い期待と不安 膨らみは一層増して見上げればわたしの頭上を乳白色の雲が覆っている 雲を突き抜けることができれば前に進める 突き抜けることができなければ冬に逆戻りするのだと布団の中でなんとなく思っている 
 (でもそれは憂鬱な予測)
 何度もつまずいては転んだけれどそれでもなんとか起き上がってこられたから今さら冬に逆戻りすることなど考えるのも馬鹿げている 冬の次は春が来る 暦の上でも季節の上でも 逆戻りすることができるのは壊れた時計だけだ
 首の長いバネの猫の時計 買ってから半年もたたないうちに秒針がイカレテしまった 六時三十分からなんとか六時四十五分まで上がった途端に一気に六時三十分に戻る そこからまた六時四十五分目指して上がろうとして上がった途端にストンと落ちる かわいい猫の時計だからまだ許せるけど
 考え事をしているうちに眠ってしまった 長針と短針がストンストンと落ちる夢を見た
 現実感のない空気のような落下 不安も期待もどこか遠い国の出来事のようで痛みを感じない 胸の中が膨らんでやわらかいものに触れる 奥の方に棲んでいた不安がもそもそと立ち上がる 出て行きそうな気配だ 戸口まで行くとふと立ち止まって振り返る
 (現実の世界が笑ってしまうくらい夢の中って痛くないんだよね)

(階音8号掲載)
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by hannah5 | 2011-07-20 00:41 | 投稿・同人誌など