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また不思議なこと   


日本にいる時は夜更かしだった
17時間も時差のある地球の反対側へ行っても夜更かしだった

たらふく食べてお腹がいっぱいになった
ケーキを見たら、またもや食欲が出た

人の心はわからない
自分の心はなおわからない

離れているといろんなことが言いたかったのに
会ったら胸がいっぱいで何も言えなかった

結婚したら俺、絶対一人の時間を作るんだと言ってた君が
結婚した途端に家族大サービスで休日も返上だね

男だって思いっきり泣きたい夜がある
女だって思いっきり戦いたい時がある

本音は物分りがよくて優しくて理解があって
でも、本音はなんにも知らなくて文句が言いたくて独り占めしたくて

聡明なオツムの持ち主なのに
計算は計算機を使っても間違える

チビのくせにえらい勇気があるね
デカイくせに肝っ玉がちっちゃい

時間に振り回されるな
けれど時間に追われてる

給料が少ない時は真面目に貯金してた
給料がふえたら貯金ができなくなった

嘘が多いリアルの世界
限りなくリアルに近いネットの世界

今日はお天気、洗濯日和
でも今日はぽかぽか、怠け日和
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by hannah5 | 2005-04-30 16:35 | 作品(2004-2008) | Comments(8)

一日の終わりに   


疲れてしまった心を
やんわり伸ばし
さすり さすり

置いてきた自分を取りに行ったら
縮こまっていた心がふっと息を吹き
ゆっくり呼吸をし始めた

ぽろりと仮面がはずれた
その下の仮面もまたはずれた
それから最後の仮面をゆっくりはがす

夜の道を歩きながら
鉛のような心に別れを告げる
さようなら 永遠に

今日は一日暑かったね
外も部屋の中も
心までも

遠くに行ってしまった私の心よ
戻っておいでよ
そっとここに
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by hannah5 | 2005-04-29 22:47 | 作品(2004-2008) | Comments(7)

おごそかに主の御前に来たれ   


おごそかに主の御前に来たれ
心を整え 思いを新たにして
主の御顔を拝し求めよ

主の御座は平安の基(もとい)
打ち砕かれた肉体をいやし
疲れた心をよみがえらせる

主は天の隅々まで創造された方
銀河に星を浮かべ
星の運行を定められた

主はまた生きとし生けるものたちを創られた方
おのおのに生命の源を与え
いつくしみ いとおしまれる

高らかに主の御名をほめたたえよ
心を尽くし 思いを込めて
声の限りに主を賛美せよ

主の御名は希望の光
暗闇に灯りをともし
迷える心を導かれる

主は夢を送り ヴィジョンを与える方
荒野に道を作り
山と川を起こされた

主はまた私の弱さをにない 見捨てない方
私が主に背いたその日に
その命の終わりまでお前を愛すると告げられた

主は大きく強く恵み深い方
私たちの富や名声が消えてもなおいつまでも光り輝く方
主の御座にとこしえまでも誉れあれ
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by hannah5 | 2005-04-28 23:38 | 作品(2004-2008) | Comments(6)

地球の声   


地球の声はどんなだろう
たくさんの声と声と声が地球の上を飛び回る
愛する人たちに囲まれて喜ぶ声が笑っている
見知らぬ土地を旅し、物思いにふける心が聞こえてくる
遠くの人々に思いを届ける音がする
工業がとんかちとんかちやっている
海の真中で猟師が魚群と格闘する
村でも町でもどこでも、赤ん坊が大きな声で生まれている
おんぎゃあ、おんぎゃあ、おんぎゃぎゃあ

それから。。。

爆弾の降りしきる中で家も家族も失って声も出ない人たちがいる
かつては緑と青い空が美しい国だった
平和を叫ぶ声が空に吸い込まれていく

地球の中から深い嘆息が漏れてくる
愛する思いを生み出したけれど
いつのまにか悲しみと憎しみを生み出してしまった
地球が深く後悔することがあるとしたら
悲しみも憎しみも同時にやってきて
悲しみも憎しみも取り去ることができないことだ

大きな地球の懐の中は言葉にならない思いを抱えたままだ
苦しみと悲しみの底の方で
生きとし生けるものたちをいとおしみ
愛する思いが溢れ出る
明日への希望を繋ぐ日々に
今日去ってしまったいのちの重さを噛みしめる


風を聴く
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by hannah5 | 2005-04-28 16:12 | 作品(2004-2008) | Comments(12)

春満ちて   


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                 春は静かに満ちている
                 草の上に
                 桜の中に

                 たとえ夕べの夢が苦かったとしても
                 今日は思いを優しく包んでくれる

                 光の中で遊ぶ子らよ

                 春を抱きしめよ
                 心ゆくまで
                 思いのままに


しだれ
写真: こーさん
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by hannah5 | 2005-04-27 23:26 | 作品(2004-2008) | Comments(8)

無題   


現実が少しばかり苦くなってしまった日は
心を空に放り上げ
空の青さを食べてしまおう

真実と真実の狭間に嘘が落ちていても
嘘と嘘の間の真実を拾うかもしれない

きっと明日はいいことがある
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by hannah5 | 2005-04-27 22:28 | 作品(2004-2008) | Comments(8)

詩集を読みながら   


途中から雨が激しく降り出した
羽織っていたコートを頭からすっぽりかぶって
東大のキャンパスを一気に駆ける
どうあっても真面目にひとつのことだけに向かえない
ひとつの伝道が終わり
もうひとつの伝道が始まるまでの合い間に
宮沢賢治を取り出して読む

身勝手な私の心が詩人の言葉を飲みながら
愛することに没頭していた
陰鬱な東北の空気が宇宙の空間に融合し始める
21世紀の都会の真ん中で大正時代の岩手の空気を吸っている
それは不思議な世界の融合だった

新しい言葉があった
凍るような朝に詩人は銀河の旅に出た
春はきっと重かったろうが
それでも浅い春をじっと待つ詩人は
耕地を訪ねては林檎の木の大きくなるのを眺め
馬車轢きに挨拶し
桜やポプラの木を通り過ぎ
山鳥の鳴くのを聴いた

学生達でざわめいているホールの片隅で私は安堵した
心の中に蘇る声を聞いた
ゆっくりと言葉が浮かんでくる
ノートを取り出して、浮かんでくる言葉を書き留めた

外は相変わらず雨が降っている
けれど、ここに面白くて安らかな空間が広がるところ
ひとしきり、言葉を識りながら
言葉を紡ぐ
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by hannah5 | 2005-04-26 23:30 | 作品(2004-2008) | Comments(9)

詩を読む   


こんな言葉があったのかと
いくつもいくつも驚いている
身勝手な私の心が
詩人の言葉を飲みながら
愛することに没頭している

外は激しい雨
けれど、ここは面白くて安らかな空間
ひとしきり、言葉を識る
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by hannah5 | 2005-04-26 17:39 | 作品(2004-2008) | Comments(12)

風の呼び声   


この坂道を下るたび
遠い未来を思いつつ
春をひたすら待っていた冬の日々を思い出す

橋の上で遠くの富士山を眺め
それから階段を下りていくと
急勾配の下り坂になる

空気がぴんと張りつめ
たまに出会う人々はどこか静かで
道端の植木も葉を落としたままひっそりしていた

私は孤独を思って歩いた
名もなく金もなくコネもなく
希望だけが頼りだったが

雪の日も、雨の日も、晴れの日も
胸の中で鳴り続けていたものがあった
想い続け、描き続けた未来の構図が私の心から離れなかった

静かな街の裏通りが私をじっと見つめていた
まるで何事もなかったかのように
しかし、かすかな含み笑いを残して

やがて、空気が柔らかくなった
光が街を包み始めた
うぐいすが美しい声で春を歌い始めた

期待するともなく、もういちど未来を想った
人々が優しい笑顔を向け始めたころ
小さな芽が見えた

それはよく見なければわからないほどの小さな芽だった
私はその小さな芽の上に両手を丸くかざして
じっと見つめた

ひとつの季節が去り始めた
風がかすかに鐘をついている
それとはわからないほどの思いを残しながら

空気は少しづつ溶けていくのだろう
想いはいつまでも熱いままだろう
胸の中で鳴り止まなかった鐘は今日も鳴り止まない
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by hannah5 | 2005-04-25 18:20 | 作品(2004-2008) | Comments(6)

空のように   


歩くことは待つことだろう
待つことは想うことだろう
想うことは大空を心にもつことだろう

空に虹がかかったら
夢がまたひとつ叶うにちがいない
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by hannah5 | 2005-04-25 17:50 | 作品(2004-2008) | Comments(4)