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三角みづ紀さんのワンマンライブ追加   


5月21日に行われた三角みづ紀さんのワンマンライブが
一部だけ YouTube になりました。

22日の記事に貼り付けましたので、ごらんください。
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by hannah5 | 2009-05-28 23:37 | 詩のイベント | Comments(0)

新現代詩   


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「新現代詩」7号に「集約」を参加させていただきました。
(新現代詩の会編集、龍書房発行)

7月に開かれるTOKYOポエケットでみつとみさんのお手伝いをさせていただくのですが、
「新現代詩」7号も横に置かせていただきますので、
お時間がありましたら見学がてらお立ち寄りください。



はんな
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by hannah5 | 2009-05-27 12:39 | 投稿・同人誌など | Comments(2)

詩と思想   


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詩と思想6月号に「呼吸」が入選しました(海埜今日子選)。
井元霧彦さんからは佳作をいただきました。

選者が違うと違う評価をいただきます。
ほめられることはもちろん嬉しいのですが、
辛い評価をいただいた時、とても勉強になるといつも思います。


***

言葉からぷつぷつ泡が出ている。
小さな息みたいな。

あした書くときは、良い評価も辛い評価も置いていくことにします。
あしたはあしたの言葉が生まれてくる。

くるくるとまた書きます。


はんな
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by hannah5 | 2009-05-26 23:43 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

詩書き、事始め   


こんにちは。
さわやかなような暑いような涼しいような、例年とは違う5月ですが、
いかがお過ごしでしょうか。

作家とか小説家とか言うと、小説を書くことを生業としている人のことですが、
詩人というと、詩を書く人格者のような感じがして、
自分に当てはめてみると、ちょっと口はばったいなぁと思っています。

詩書き。
がいいのではないか。
そう思いました。

ずっと詩織で詩を書いてきました。
とても居心地のいい場所でした。
ここに来るときは、襟を正してまっすぐな気持で来ました。

2007年からいろいろな詩誌に投稿を始めました。
締め切りに合わせて作品を選び、
推敲して送る時間は思いのほか楽しい時間でした。
今もそれは続いています。

今年になって詩の教室に通い始めました。
先生からいただく評がとてもよくて、勉強になります。
丁寧に詩を書かれる生徒さんたちの作品が、
詩誌やネットで読む作品と一味違って、とてもいいです。

詩を書いている。
と、やっと思えるようになりました。

活動の場所が移りました。

詩織はこのまま続いていきますが、
朗読会やライブの報告や思いなどを主流に書いていき、
作品は置かなくなります。
作品を置くとしても、どこかで発表したあとになると思います。

長い間おつきあいくださり、本当にありがとうございました。

詩集をそのうち出そう。
今年になって、
ふんわりと思ったことです。



はんな
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by hannah5 | 2009-05-25 23:47 | ご挨拶 | Comments(2)

三角みづ紀さん ワンマンライブ in 渋谷アピア 「剥離あるいは」   


5月21日(木)午後10時から、渋谷アピアで三角みづ紀さんの即興ライブがありました。共演は林隆史さん(ギター)、井谷亮志さん(パーカッション)。

オープニングから刺激的でした。スクリーンに映し出された今井紀彰さんの曼荼羅のビデオコラージュに三角みづ紀さんが発する小さな声を重ねていくというもので、曼荼羅はひとつひとつの輪の中に人や街や植物の映像が映っていたり、曼荼羅の周りの波が揺れたり草が風になびいたり、曼荼羅が四角になったり丸くなったりしました。みづ紀さんはその間、呟くように声を発し続け、それは時として読経のようだったり、言葉を覚える前の赤ん坊の声のようだったり、みづ紀さん自身の体内から湧いてくる言葉にならない叫びだったり、深く広く溢れ続けました。途中から加わったギターとパーカッションはどこかばらばらで、どこか統一感があり、どこか自分勝手で、それはさまよい続けるこの世の姿のようでもありました。みづ紀さんの声は途中から言葉になり、言葉はセンテンスになり、センテンスは音楽をかいくぐって言葉に戻り、「カナシヤル」「しゃくやくの花」「死ぬ」といったみづ紀さんの詩の中に出てくる言葉が流れ出しました。私はこのあたりからなぜかとても悲しくなってしまって、涙が止まりませんでした。

あなたが叫んでいる心は誰かが受けとってくれましたか。
放りあげた心は誰かが拾ってくれましたか。

小さな体から溢れて精一杯放った心は、怖がってみんな逃げてしまった。

私たちは物陰からこっそり覗くようにして、あなたを見ている。

・・・・・


いじめと病気と離婚と、さまざまな苦しみを経験してもなおいじけず、やけにもならず、生き抜いてきて、今も優しく生きている。三角みづ紀さんは強い人だなと思いました。

ライブ当日も38.5度も熱があったそうですが、体をいたわりつつ、でもこれからも、みづ紀さん、あなたを生きていってください。「歴程」ありがとうございました。6月のトークライブでまたお会いするのを楽しみにしています。

三角みづ紀さんのHP: 三角みづ紀



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by hannah5 | 2009-05-22 19:20 | 詩のイベント | Comments(0)

しずかにしずかに   


死んでしまってもいいものと
死んでしまってはいけないものとがあって

それらが沈殿していて
みずから浮上するまで
沈殿したままにしておく

いま

あの頃の
いくぶん夢が吹きこぼれかけていたあのころの
まっすぐが羊のように
やさしい目をして前を見ている

大きな洞窟のような時間が
だれもいなくなった空間をすっぽりと覆っている
その下で漂う季節を攪拌しながら
聞き耳をたてている

だれにも見向かれなくなった頃合が
ちょうどいい

いまはまだ
揺り動かさないでください

小さなさざ波のようなもつれは
そのまま放っておいてください
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by hannah5 | 2009-05-18 23:34

風の吹く丘   


風の吹く丘で
ふと夢を見る
今のこと
あしたのこと
いつかからやって来て
いつかへ行ってしまうかもしれないこと。

草の上に寝ころがって
折り重なるように茂っている緑を食べていると
いつのまにか 草の中に
夢がゆらゆら静止している

胸の中にひっかかっている息を ひとつ
ふぅっと
たんぽぽの種みたいに吹きとばす

丘がなだらに広がっていくことが
必然であるように
歩いてきて
歩いていき
いつかのどこかへ
どこかのだれかへ
つながっていく
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by hannah5 | 2009-05-14 23:51 | 作品(2009~)

三角みづ紀さん朗読ライブ   


5月12日(火)、横浜本牧のゴールデンカップで三角みづ紀さんの朗読ライブがありました。共演は詩人の橘上さん。

朗読ライブにはバックミュージックがつくことがありますが、みづ紀さんのは純粋に言葉だけのライブでした。みづ紀さんがソロで朗読したり、橘上さんとコラボで朗読したり、橘上さんのソロがあったり、二人の言葉が折り重なり、畳みかけ、ぶつかり合い、譲り合い、共鳴し合い、即興だったり、言葉が上からも下からも溢れ降り注ぐ中、言葉に溺れてしまいそうな夜でした。

朗読が終わってから、みづ紀さんと少しお話をすることができました。みづ紀さんのブログにコメントをしたり、みづ紀さんからも詩織にコメントをいただいたりしていたのでまったくの初対面ではありませんでしたが、それでもお互い初めて顔を合わせたので少しばかり緊張しました。有名人になられた感じのあるみづ紀さんですが、そばでお話するとごくふつうの優しい女の子という感じでした。最近出た個人詩集「ひやみず。」にしていただいたサインはすべらかな細い女性の字で、エネルギーのある言葉とは対照的な文字の印象にちょっと意外な気がしました。

帰り際にバックから小さなチョコレートを出して渡してくださったみづ紀さん。そんなふつうのやり取りが殊更印象的でした。

これからしばらく凌ぎにくい季節になりますが、お体を大切になさって過ごしてくださいね。また、どこかでお会いしましょう。

三角みづ紀さんのHP: 三角みづ紀
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by hannah5 | 2009-05-13 13:57 | 詩のイベント | Comments(0)

ひやみず。一杯。   


本降りになる前から
ずぶ濡れになる気配のする夜

魔物に取り込まれないように
じっと聞き耳を立てている

やさしい子守唄をうたってくれた
タバコとチョコレートの渦巻く中
落ちつかない気持をひとつ
口に放りこむ

ざあざあ雨が降っている
くる日もくる日も

溶かしてしまいましょうか
雨のいきおいに

それでも溶けて
流れていかない


※三角みづ紀ライブ@本牧ゴールデンカップ
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by hannah5 | 2009-05-13 13:54 | 作品(2009~)

米寿の母   



歓びもはた悲しみもよはひ古り語らぬ母となり果て給ふ


衰へてなすべなき母のもと辞すと白髪(しらかみ)ねんごろに梳きて訣れ来


老弱の母に口寄せまた来むとつらきわかれは言ひて去りつも


                            (小浪歌集 『水音』 「米寿の母」より)


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by hannah5 | 2009-05-11 13:23 | 『水音』 | Comments(2)