<   2010年 09月 ( 7 )   > この月の画像一覧   

国際ペン東京大会 ~ 環境と文学-ポエトリーリーデイング~   


9月29日(水)、淑徳大学サテライトキャンパス(池袋)で、日本ペンクラブ主催による第76回国際ペン東京大会がありました。「環境と文学-いま、何を書くか」をテーマに、海外の詩人10名と日本の詩人10名がそれぞれの詩を朗読しました。日本の詩人さんの中には自分の詩を英訳や仏訳して朗読される方があったり、振り付けを入れながら朗読される方があったり、アフリカの詩人さんは独特の節回しで暗礁した詩を披露されたり、バラエテイに富んだ朗読会でした。また前半と後半の合い間にはアトラクションとして能が披露され、多くの観客を魅了しました。私は今まで能を観たことがなかったので、初めて観る能は刺激的で引き込まれました。

                                  *****

【プログラム】

1. 挨拶 長谷川匠俊(淑徳大学学長)
2. ポエトリー・リーディング
   岡野絵里子、川田靖子、Anna Nasilowska (アンナ・ナジウォフスカ)(ポーランド)、安森ソノ子、
   下村和子、Jocelyn Ortt-Saeed (パキスタン)(ジョスリン・オート-サイード)、野村喜和夫
3. アトラクション: 能 「猩々(しょうじょう)」 櫻間金記(能楽師・シテ方金春流)

b0000924_15195642.jpg
 
  コーヒーブレイク
4. ポエトリー・リーディング
   向田若子、Philo Ikonya (フィロ・イコニャ)(ケニヤ)、みくも年子、ナイジェリアの詩人(名前?)、
   宮本むつみ、Jocelyn Ortt-Saeed、よしかわつねこ、中原道夫、
   Arthur Binard (アーサー・ビナード)(米)
司会 岡本勝人
(敬称略)

                                  *****

アフリカの人は何かあると皆の前ですぐ歌を披露するので(しかも、アフリカ調の歌です)、久しぶりに聴いたアフリカン・ミュージックは懐かしかったし、パキスタンのジョスリン・オート・サイードさんはたしかオーストラリア人とおっしゃっていたと思いますが、英語の詩特有のライミングがやっぱり久しぶりで懐かしかったし、アーサー・ビナードさんは自分のアイデンテイテイをピーナッツバターの詩に託して朗読され、こちらも胸にじんとくるものがあってよかったし、以前、岡野絵里子さんの詩に傾倒したこともあったりして、こんなふうに海外・日本のいろいろな詩人さんたちの朗読が聴けて楽しかったです。最後は参加者と観客全員で記念撮影をして散会となりました。
[PR]

by hannah5 | 2010-09-30 15:28 | 詩のイベント | Comments(0)

ちかれた~   


平均睡眠時間3時間を無事乗り切りました。
なかなか内容の濃い講義のお手伝いでしたが、
講師の教え方をそばで見ていてPh.D. を取るのも悪くないなと改めて思いました。

b0000924_174288.jpg

教室にずっと缶詰状態でしたが、その間に夏から秋へ激変。
きのうまでは夏だったのに、次の日の朝が来たらぐっと涼しくなっていて
慌てて秋物を引っ張り出しました。

その間みーにゃはちゃんと一人でお留守番してました。
猫ってかなり環境適応力があるようで、飼い主がいなければ寝ているし、
それなりにやっていけるようです。
10度も気温が低くなった今日は朝から椅子でまるくなってました。

b0000924_184378.jpg

[PR]

by hannah5 | 2010-09-25 18:54 | イエス・キリスト | Comments(0)

神学校で   


しばらく更新が途絶えています。
また少し忙しくなりました。
来週月曜から1週間、神学校でリーダーシップを教えるアメリカ人講師の
通訳・翻訳・助手を務めることになり、今週はその準備に追われています。

甘えん坊のみーにゃは、その間一人でお留守番です。

b0000924_19445652.jpg

たまにはいいよね、こういうのも。
[PR]

by hannah5 | 2010-09-16 19:48 | イエス・キリスト | Comments(0)

ミルクいろした日   


もしも
あなたを失くしてしまったら
いい詩が書けるのかもしれない

       *

落ちていく闇の底に腰かけて
睡魔につぶされないように
白いノートブックを見つめていた

脂と煙の漂う店の片隅で
毎晩同じ安いコーヒーを買った

ころがっていくもの
ねじれて落ちてくるものが
現れては消える

追いかけてつかんでみると
幻のような欠片が
切れ切れにつながっては離れていく

さまよい闇にまぎれ遠くを偲び
睡眠と覚醒のわずかな隙間の
もっとも奥まったところに
苔のようにうすみどりいろした断片が
こびりついているのを
こそげ落としては拾った

       *

あのいびつな夜が
もう現れなくなったことの
不安を抱える

++
[PR]

by hannah5 | 2010-09-11 23:32 | 作品(2009~)

現代詩研究会(シンポジウム) ~ 若い詩人たちの「いま」   


9月4日(土)午後2時より、東大駒場キャンパスにて日本詩人クラブ主催の現代詩研究会があり、視聴してきました。題して「若い詩人たちの「いま」」。主に詩と思想で活躍する若手詩人たちのパネルによるシンポジウムでした。プログラムは1部-シンポジウム、詩の朗読、2部-シンポジウム(1部の続き)でした。パネリストは岡田ユアンさん、高岡力さん、ブリングル御田さん、渡ひろこさん、朗読は藤吉みわさん、バイオリンは佐藤達男さん、司会は小川英晴さんでした。

シンポジウムは最初に各自が自分の作品を朗読することから始まりました。パネリストの詩人たちは詩との出会い、詩への思い、若い世代から見た現代詩、ネット詩の現在、若い感性の持つ特質および問題点の提示、同人誌との関わり、先行詩人への関心、今後の仕事(目指すべき方向性と展開の方法)、詩壇ジャーナリズムへの関心などについて、各自が体験や意見、考えや展望などを述べました。興味深かったのはほとんどの人がネットで詩を書いていた時期があったこと、あるいは現在も書いていること、同人誌を持ち定期的に作品を発表していることなどでした。また、1部と2部の間にはパネリストの詩人たちの作品と小川英晴さんの作品を数篇ずつ、佐藤達男さんのバイオリンをバックに藤吉みわさんが朗読しました。普段は自分の作品は自分で朗読している人たちも、他人が朗読するのを聴いていつもとは違う感慨をもったようです。

内容の濃いシンポジウムでなかなかよかったと思います。欲を言えばもう少しパネリスト同士の意見交換などがあればと思いました。
[PR]

by hannah5 | 2010-09-05 01:11 | 詩のイベント | Comments(4)

再開   


やっと帰ってきたよ
遠い所から

立ち込める霧の中の
私ひとり
このやわらかきもの

自由に泣くことの
自由に笑うことの
遠くて浅い
深くて近い空気の中を歩くことを
謳歌する

不埒な夜の扉をこじ開け
朝が来るまで息をする
[PR]

by hannah5 | 2010-09-04 23:41 | 作品(2009~)

トイレの神様   



(by 植村花菜)

これいいね。
[PR]

by hannah5 | 2010-09-01 23:52 | Music | Comments(0)