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かわいすぎ   


「森ねこさん」の管理者の方のもうひとつのブログ「うちの中の野猫日記」で見つけました。
かわいいね。
(フレンチブルドッグは仔猫の子守券乳母役らしいです。)


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by hannah5 | 2010-10-31 22:35 | 猫かわいがり | Comments(0)

橋本平八と北園克衛展1   


世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園)では現在「橋本平八と北園克衛展」が開催されています(12月12日まで)。今日はそれを見に行ってきました。午後6時からは詩人の藤富保男さんのレクチャーがありました。

橋本平八(1897-1935)と北園克衛(1902-1978)は兄弟で、平八は兄、克衛は5歳年下の弟です(克衛の本名は橋本健吉)。橋本平八は木彫の彫刻家で、1922年より日本美術院展に作品を発表し始めました。北園克衛は1920年代より前衛的な詩人として活躍、1935年にVOUクラブを結成、機関紙「VOU」を編集発行しました。1960年代からは写真による詩、プラスチック・ポエムを発表しました。(パンフレットより引用)

会場となった1階展示室の半分には橋本平八の木彫や構想図、絵画が、残りの半分には北園克衛が装丁した本の表紙、執筆原稿、個人書簡、機関紙「VOU」、詩集、同人誌等が展示されていました。圧倒的な数の同人誌(装丁も面白いものが多かったです)、詩論の数々、プラスチック・ポエムなど、モダニズムと一口に言いますが、実際に行われていたのは旺盛な芸術活動で、どの作品を見ても時代をリードし、新しい芸術の先端を担っていくのは自分たちであるという気概が溢れているものばかりでした。次々と芸術を生み出していくエネルギー、芸術や詩へのあっけらかんとした信頼とでも言いましょうか、そんなものがどの作品からもうかがえました。ある意味これはとても幸せなことだと思いました。現在の芸術家や文学者からはあまり感じられないものですが、逆に言うと20世紀初頭は芸術への信頼が今よりずっと許される時代だったのかもしれません。

今日のようなレクチャーはこのあと3回にわたって行われます。
1. 「北園克衛を語る2」
   11/5(金)6.00 p.m.より
    講師: 浅葉克己(アートディレクター)
2. 「北園克衛を語る 3」
   11/13(土)6.00 p.m.より
   講師: 金子隆一(写真史家)
3. 「北園克衛を語る4」
   11/14(日)6.00 p.m.より
   講師: 白石かずこ(詩人)


追記 (10/31)
エズラ・パウンドが北園克衛に宛てた手紙が展示してありました。当時はもちろんパソコンなんてなくて、英文の手紙はタイプライターで打ったのですよね(しかもたぶん手動式だったはず)。所々スペルミスが手書きで修正してありました。
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by hannah5 | 2010-10-30 23:04 | 詩のイベント | Comments(0)

私の好きな詩・言葉(144) 「夜の背」 (中村 梨々)   


夜の背

からだからあらゆる球を取り出して洗う
どこからも月はのぼらない
人は人でも自然でもなくなり
吠えることもできず
自分宛の絵文字を送り続けて朝になる
あなたと違う私
 にある球はやわらかく
紅金魚の泳ぐ池には優雅な尾ひれの数の死が
待ち構えている
拾うことも捨てることもできない
池が迫ってくる
あなたの背にまるく私を写し取ることができたらいいのに
ぬるくなったお湯に全身をひたす
金魚がひらひらと泳ぎはじめ
私は雨を含んだ肌になりそこねた
腕を抜き足を時間を逆撫でするように
紅い腹をさすり
順を追って説明しても届かない
改、の字を湯に書く

(現代詩手帖2008年9月入選、杉本真維子選)

ひと言
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by hannah5 | 2010-10-29 17:06 | 私の好きな詩・言葉 | Comments(0)

詩と思想   


詩と思想11月号で「わたしが知っているのは」に佳作をいただきました(新延拳、斉藤恵子選)。
選者のお二人から同じような評価をいただきました。
なるほど、そうかもしれないな~と思いながら評を読みました。

                        *

詩を書くことはどこか綱渡りに似ている気がします。
自分の感情やテクニックやその他諸々の一切に頼らずに、
言葉という綱だけに全体重を乗せて歩いていく。
自分の思いに言葉を誘い込んでもだめだし、言葉だけ操ってもだめです。
余計な思いをすべてそぎ落として、言葉の真っ只中へ飛び込み、言葉がもつ気迫と霊気を浴びて立つ。
詩を書くとはそんな行為であるように思います。
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by hannah5 | 2010-10-26 01:23 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

新現代詩   


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新現代詩11号が出ました。
「現象」という作品で参加しました。
(このタイトルはいまだに疑問です。)

11月28日(日)午後1時半より、神田の文藝学校で合評会があります。
たぶん参加すると思います。
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by hannah5 | 2010-10-23 20:52 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

日本の詩を読む III   


野村喜和夫さんの講義による「日本の詩を読む」シリーズの3回目がきのうから始まりました(場所は前回、前々回と同じ淑徳大学サテライトキャンパス)。今回からテーマごとに講義がなされます。

【講義のスケジュールと内容】
1. 10月15日(金)  夢・狂気・言語-シュルレアリスムの系譜①
2. 10月29日(金)  夢・狂気・言語-シュルレアリスムの系譜②
    ※当初予定されていた10月29日は変更になりました。いつになるかは追って連絡があります。
3. 11月26日(金)  愛・自然・抒情-詩的自我のメタモルフォーゼ①
4. 12月10日(金)  愛・自然・抒情-詩的自我のメタモルフォーゼ②
5. 1月7日(金)    戦争・革命・都市-詩は社会批判である①
6. 1月21日(金)   戦争・革命・都市-詩は社会批判である②

                          ********

1回目のきのうは「シュルレアリスムの系譜」でしたが、かなり面白かったです。シュルレアリスムの先駆者はロート・レアモンという生前はまったく無名の詩人でした。ロート・レアモンは26歳で夭折するのですが、レアモンの死後40年たってから詩集『マルドロールの歌』(1867)がアンドレ・ブルトンによって発見されます。1920年代、ブルトンはパリを拠点にシュルレアリスムの活動を始めます。その後、シュルレアリスムはベルギー、ルーマニア(ブカレスト)、スイス(チューリヒ)などに広がり、やがて日本でも西脇順三郎、瀧口修造らによって知られるようになりました。

シュルレアリスムは狂気と抵触する部分があるようで、夕べ読んだ作品もそれを感じさせるものがありました。
萩原朔太郎 「地面の底の病気の顔」、「ありあけ」
西脇順三郎 『馥郁タル火夫』に寄せた「序文」
瀧口修造 「絶対への接吻」
佐川ちか 「雲のやうに」

野村喜和夫さんのプロフィール
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by hannah5 | 2010-10-16 19:31 | 詩のイベント | Comments(0)

デカクなっても、どっぼん!   


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デカクなりました。
仔猫の時に好きだった遊びに今でも大フィーバーします。
大きなスーパーの袋にどっぼん!と飛び込んでじっと待ち、近づいてきたネズミをハタ!と捕獲。

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小さな蜘蛛を追いかけて、いたぶって、最後はむしゃむしゃ。
今日のおやつ。
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by hannah5 | 2010-10-15 17:43 | 猫かわいがり | Comments(0)

This is Our God   




オーストラリアのヒルソング教会のワーシップ(礼拝)。
神の臨在溢れるワーシップです。
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by hannah5 | 2010-10-12 23:02 | イエス・キリスト | Comments(0)

クロコダイル朗読会「世界と切り結ぶ詩のことば」   


10月3日(日)午後1時から、渋谷のライブハウス「クロコダイル」で、現代詩手帖などで活躍中の詩人たちの朗読会がありました。

渋谷駅から10分ほど歩いた所、宮下公園を越えたあたりにクロコダイルはあって、中へ入ると真っ先に目に入ったのは天井に張り付いた大きな金色のワニ(クロコダイル)でした。天井際の壁にも緑色のライトでできたワニが張り付いていたり、ミラー風の壁に金色のワニの絵が描いてあったりして、ワニはあまり好きでない私ですが、それでもお店の雰囲気はまあまあ楽しめました。

                            *****

以下、朗読に参加された詩人さんたちと朗読作品です。(途中でトークが入りました。)

・ 筏丸けいこ 「クルクルパーティー それが合図だ」
・ タカチミダツマ 足立区梅島のライブハウス、ユーコトピアで毎年結成される即席バンド。
・ カニエ・ナハ 「Oct.3, 2010 (Chance Operation/Improvisation)」
・ 暁方ミセイ 「世界葬」「臨海」(リリーと)「発熱に似た青空の、その青のなかに」
・ 渡辺めぐみ 「ハニー」「触れえぬ者へ」「川を負う」「誓願」「星夜」
・ 北爪満喜 「月の瞳」「月の頂点」「薄い滝」
・ 浜江順子 「行旅死亡人ノ笑イ」「透谷谷」「白昼の爪」「エロティックな砂漠」「もう面積はないとしても、」
・ 阿賀猥 「スタン・ノーフォーク」「船」
   *阿賀猥さんの朗読には大橋可也さん他3名の男性のダンスと津軽三味線がバックに入り、
    かなり強烈な印象の朗読でした。
・ トーク: 新井豊美、岸田将幸、文月悠光
・ 文月悠光 「あたしは天啓を浴びたのだ」「ロンド」「私は、なる」
・ 岸田将幸 「(新たな数式を生まねばならない・・・・・)」
・ 新井豊美 「夜にくる木」

                              *****

朗読を聴いている間、孤独、完成、羞恥、悲しみ、慎み、あたたかさと優しさ等々、いろいろな思いがよぎりました。詩はどうあるべきか、どうあってはならぬべきか、のような議論がなんだかばかばかしくなるほど言葉が生まれ、尋常でないものが私の中を舞い上げていきました。

最後に読まれた新井豊美先生の「夜にくる木」からは、生と死という大きなテーマを言葉にすることのできるエネルギーを感じました。人の生死に関わる瞬間こそ実は作品に残さなければならないはずなのに、私には死をそこまで言葉にする気力と自信がないことを思わされました。

朗読会としては少し人数が多かったようで、「世界と切り結ぶ詩のことば」というテーマにどのようにつながっているのかもうひとつわかりにくかったように思います。でも、印象に強く残る朗読もあって、全体としてはまずまずだったと思いました。
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by hannah5 | 2010-10-04 21:55 | 詩のイベント | Comments(0)