<   2011年 11月 ( 6 )   > この月の画像一覧   

パソコンのトラブル   


8月に買ったばかりのパソコンがここ2ヶ月ほどうまく起動しなくなり、今日はついにインターネットにつながらなくなりました。何度かリカバリーをかけていますが、同じ状態です。ですのでメールをいただいてもお返事ができません。来週修理に出す予定にしていますが、早めに出した方がいいかもしれないです。ご連絡は携帯のメールアドレスをご存知の方は携帯に、その他は手紙でお願いします。

はぁあ。。。
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by hannah5 | 2011-11-18 19:00 | Comments(0)

翻訳終わりました   


やっと終了しました。
今回もけっこうきつかったです。
次の翻訳までちょっと息抜きします。


今日撮れたお気に入りの写真

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つやつやした毛が朝陽に映えて
ゴージャスでした。
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by hannah5 | 2011-11-17 23:01 | イエス・キリスト | Comments(0)

ただ今大詰め   


翻訳の大詰めを迎えています。
ただ今マルコの福音書の注解書を翻訳中です(Full Life Study Bible)。
本当は7日に締め切りだったのですが、遅れていて、明日か明後日提出の予定です。
今週は翻訳作業に追われて忙しかったです。
マルコの福音書の後はまた大きな翻訳が待っています。
その前に少し息抜きしたい。


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by hannah5 | 2011-11-12 00:57 | イエス・キリスト | Comments(0)

新現代詩   


先週、新現代詩14号が発行されました(新現代詩の会編集)。
私も作品を1篇参加しましたが、大変残念なことに誤植がありました。
次号で訂正したものがお詫びとともに掲載される予定です。
もしお手元に新現代詩14号が届いた方がありましたら、
私の作品は不完全であることをご了承ください。
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by hannah5 | 2011-11-07 13:51 | 投稿・同人誌など | Comments(0)

日本の詩を読む V   


11月4日(金)は「日本の詩を読む」の講義でした。取り上げたのは岡田隆彦の詩集『史乃命』でした。

岡田隆彦は読んだことがありませんでしたので、現代詩文庫の『岡田隆彦詩集』を買って一夜漬けで読みました。正直あまりピンと来るものがなかったのですが、野村さんの講義を聞いて、1960年代を代表する詩人だったことを知りました。戦後の高度成長期の社会には、社会全体に爆発的なエネルギーがあり、それは文学の世界においても例外ではなかったようです。

詩集の題名は最初の妻、史乃さんから取ったそうで、題名からわかるように恋愛詩です。戦後の恋愛詩の「金字塔」と言われたこの詩集には、現在では消えてしまった言葉そのものへの信頼と熱いエネルギーが溢れています。その中でもひときわ熱いと思ったのが「史乃命」。男性の性愛の詩が謳歌できた時代だったようです。(次回の講義は那珂太郎の『音楽』です。)


史乃命


喚びかける よびいれる 入りこむ。
しの。
吃るおれ 人間がひとりの女に
こころの地平線を旋回して迫っていくとき、
ふくよかな、まとまらぬももいろの運動は
祖霊となって とうに
おれの囲繞からとほくにはみでていた。
あの集中した、いのちがあふれるとき、
官能の歪みをこえて、
おまえの血はおれを視た。世界をみた。しびれて
すこしくふるえる右、左の掌は、
おれの天霧るうちでひらかれてある。
おれは今おそろしい と思う。
飛びちらん この集中した弾みのちから!
愛を痛めるものを峻別するだろう。
聴け 明澄音は、
いとも平常な表情をして、
吹きあげる史乃の言だまであり、
猛禽類を臭い海原へさらって、
おまえは路上軌線などの斜に佇んで、
しごとへつく男 なにかをひらってくるおれ
くしゃくしゃの通勤袋なんぞを振って出ていく男へ
朱い丸い光をフッフッと
投げおくっている。護符のように
おれにぶらさがっている形式はすべて
照りはえよ。きらめけよ ときに
豚殺しの手斧のように。

フッフッと
いわし雲からまた反り、おまえのオッパイの
鼓動が素朴にころがっているよ。
出きあいのブラウスがおれの街まちに素朴に
ヒラヒラしていて、流行り歌や
足はこびをつかまえて、
律動しているよ。
実りあるべき目ざめはひる日中進んでいく。
史乃とおれとの遠感が
意識をはぐくみ、目的と等閑とに意識を頑なに
そして敏捷に応えさせているのだ。
ひとつ温い声 官能の歪みにゆがんで、
三千世界におちこむ心あり、ふたつ
流砂をたえて舟に帆をあげる、また心あり。
おそろしい峻別が、
人間群落をかこむ侮蔑的な千重のわくが
むなしい音をたてて追ってくるのを フッフッ
切るだろう。
おれはひと筋道に勇みこころをふくらましていく。
おれの固有の経験のかけらをもろもろ
祖霊の唇や肺気泡、熱っぽく深い、
容れもののなかに吸いとろうとする女・史乃。
川 乳房 耕地のうえの空 たとえば、
ふかい腰は形象と非形象の分けつより
一歩先んじてしまっていて、
(心ねと唇たちを たれが分離できるだろう)
(言ってごらん)かわ ちぶさ
はたけのうえのそら。視ている深いひとみ
みがまえている深い川

おれが持続する証しは こんなにも美しい実体だ。しの。この東京の橋桁の下もインシュージアムズのまためくるめき 唯一ひとの女はますます黙りこくって巨きな星になり得る。おれの日常は 食事をとることも 真赤になること、窓から顔をのぞかせるのも あふれるもののために 聖なる鼠が狂的に織りなす形式か。おまえの好きなおれの熟した丸いしるしも しの 即時の磁場に乱れはねちって見よ! いちじくのように開いている。(そんなに吸いこむなよ)おまえの脚腰 平たいおなかは どこかの始源がのこした壁の羅列して敷きつめぬかれた青いトビ魚や鳳の絵のなかに 活きているのだよ。

抱きあって形ないしぐさをくりこむあとに
そっと息を吹きかけあう疲れの汗は、
数分、たれのものでもないお祈りで、
とてもたまらないほど排卵している。
いのちの紀念や時の跡ではなく、
エナージーそのものでしかなく 史乃 おれの光をもらう喜びは倖せをひとっ跳び。
形にかたまらず 翔んでいるよ。
さあ どんな方角へも動いていける。
欣喜雀躍の羽羽はまこと麗しくヒラヒラヒラ、
涙も嘆いきもついていけない。だからこそ
女ひとはまたいつか死ぬるだろう。
その死は史乃の死か おれの死か
一体たれが区分けしてみせる?
あふれるおまえの赤い夜の川のなかで唯今、
唇たちに吸われて唯今 おれが 唯今
たしかに放らつだからこそ、ここに
おまえが唯今いるからこそ、
オッパイなんかあてどなく、
彫りおこそう クソッタレ
史乃命。しのいのち。

おれは豊穣な畏怖に祭られている おまえの流れとその淵を体現せしめるおれのちからの息吹腔からフッフッと 青そらを転がして還魂し そのうえ 飛天をくるしげに生み散らす。これはとほい秘めごとだ。

(岡田隆彦詩集『史乃命』より)
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by hannah5 | 2011-11-06 20:25 | 詩のイベント | Comments(2)

フォルテピアニシモ vol.7 ~ wish ~   

 
              ひとはみな誰かの泉 いのち抱き露草の蒼踏みしめてゆく


今日は休日。久しぶりにゆっくり起きて、静かな朝の中で少しだけ自分を回復した日は、ふらりと流れるように街へ出るのがいいようです。

歌人伊津野重美さんの朗読ライブ「フォルテピアニシモ vol.7 ~ wish ~」に行ってきました(場所は吉祥寺のStar Pine’s Cafe)。魂を絞り出すようにして朗読する伊津野さんの姿に、聴いている一人一人が吸い込まれるようでした。背景に映し出される田中流さんの林や桜の写真が綺麗で、伊津野さんの寂しげだけれどどこかあたたかい雰囲気や、女性らしい繊細な雰囲気にも合っていて心地よいものでした。言葉が降り注ぐ中に座っていると、疲れた心も回復しますね。

心に沁みた作品がありました。それをここに置いておきます。
(この作品はまだ刊行されていないため、半分の掲載とさせていただきます。)


Rebirth


薄明るく冷たい闇を
ずっと彷徨い続けていた
去年とは違った時間が過ぎる
いつもと同じに巡って来る季節がいつもと同じではない

まさか年若い友を
こんなに早く亡くすとは思っていなかった
いや ほんとうは知っていた
互いに命が儚すぎることを
それなのに 私は

このまま死なせるわけにはゆかないと
ばらばらにこぼれた自分を拾い集め
かろうじてつなぎとめ
追悼集をつくる間も体が壊れ
追い討ちをかけるように
入稿直前に編集中のパソコンも壊れ
締め切りの今日は携帯電話まで壊れた
それでもぎりぎりに印刷所に駆け込み
やっと間に合った
もう 砕けてしまいそうだ

崩おれそうな体を引きずり
行きに横目で見て通った河岸に昇ってみる
すると 奇しくも一面の真っ赤な夕焼けで息をのむ
今日一日が終わる前に太陽が見せる慰藉の光
そう ほんとうは世界は美しい
けれども この一日も誰かが逝った日なのだ
愛おしむように悲しく赤い恩寵の陽が沈んでゆく
ふと その瞬間に逝った人を強く感じた
あなたが世界を満たし
私に溢れている

その時 私はようやく理解した
人は そして私は
大切な人を失っても悲しむ必要などないことを
私は ほんとうは何も失ってなどいないことを

死は終わりではなく
自分が生きているかぎり
その人も共に生き続けている

(以下省略)

(『生命の回廊』 vol. 3より)

                                  *****

【プログラム】

I

Grace   短歌
『紙ピアノ』より   短歌
ちいさな炎   詩
れいこ   詩
精霊流し   断章


『笹井宏之作品集 えーえんとくちから』より   短歌  笹井宏之

Lament   短歌

II
◇ メドレー   写真  田中流
風のうた  詩 安永稔和
『一握の砂』 『悲しき玩具』より   短歌  石川啄木
雨ニモ負ケズ   詩  宮沢賢治
のちのおもひに   詩  立原道造
樹下の二人   詩  高村光太郎
風景   詩  山村暮鳥
『天の猟犬』より   詩  末森英機
花がふってくると思う   詩  八木重吉

桜   楽曲  笹井宏之
Rebirth   詩
ねがい   詩
落鳥の地から   短歌

伊津野重美さんのプロフィール
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by hannah5 | 2011-11-03 21:01 | 詩のイベント | Comments(2)