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<  2012年 02月   >  

  • 現代詩手帖
    [ 2012-02-27 15:47 ]
  • 野村喜和夫朗読会 ~ プロジェクト「La Voix des Poetres 詩人の聲」主宰
    [ 2012-02-14 17:25 ]

現代詩手帖  





現代詩手帖3月号に新井豊美さんの追悼特集が出た。多くの方たちが寄稿されている。新井さんにまた会えると思って急いでページを繰ってみたが、途中で胸が一杯になって、それ以上読み進むことができなくなった。こんなにもあっけなく逝ってしまわれるなんて。私が詩集を出す時には栞に言葉をくださるはずだった。その約束が果たされないままになった。残念でならない。


by hannah5 | 2012-02-27 15:47 | ご挨拶 | Trackback | Comments(0)

野村喜和夫朗読会 ~ プロジェクト「La Voix des Poetres 詩人の聲」主宰  




                     ああ、誰かさん、私を皮膚せよ、扉せよ、
                   骨せよ、私は大胆してやろう、彗星してやろう



101の肉のパレード、『ヌードな日』。「現在の世界には、もはや詩人の居場所はない」(ゲラシム・ルカ)-詩集のエピローグに置かれた言葉です。2月13日(月)は野村喜和夫さんの朗読会でした(主宰は天童大人さん、会場はNPO法人東京自由大学)。最新詩集『ヌードな日』から「パレード」の全編が朗読されました。

閉塞感に閉じ込められた現在(いま)の中で詩はどこにあるのか。抗いようもなくひりひりしたこの時間、不埒でべとべとしていて弱くてしたたかで、すべてが露わなのにどこまでも暴き出されない秘密があって。この詩集のどこかに自分がいて、それと同じように何億という人々が少しずつ詩集の随所に住んでいて、それは繋がっているというより、現在の私たちの生活が点在しているという感じです。私たちがわかっていると思って発している言葉は、案外どこの誰も受け取っていないのかもしれない。

詩人の居場所どころか自分の居場所さえ見つけにくい現代において、せめてどこにも見つけられなくなった自分を言葉が代弁してくれることに微かな安堵を見出せるのは今の時代の優しさかもしれないと思います。




野村喜和夫さんの著作

by hannah5 | 2012-02-14 17:25 | 詩のイベント | Trackback | Comments(0)