ファイヤーバイブル発売のお知らせ   


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長らく翻訳チームの1人として翻訳に携わらせていただいたファイヤーバイブル(
Full LifeStudy Bible フルライフ・スタディ・バイブル)が本日93日発売の運びとなりました。この聖書には注解書、コンコルダンス、聖書地図、主題別索引などがついていて、聖書を総体的に学ぶことができます。(カバーは2種類ありますが、中身は同じです。)


なぜファイヤーバイブルと言うかというと、この聖書が初めて中国で出版された時、中国では聖書は出版することが禁止されていて、それを隠すために表紙に焔(ファイヤー)の写真をつけたことから「ファイヤーバイブル」と呼ばれるようになりました。日本語でもそのまま「ファイヤーバイブル」となっています。キリスト教書店で入手することができる他、Amazonでも入手可能です。


尚、翻訳はLifePublishers International FIREBIBLE翻訳委員会となっており、私や他の翻訳者の名前は一切出ておりません。


発行  ライフパブリッシャーズ

販売元 伝道文書販売センター

定価  11,000円+税




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# by hannah5 | 2016-09-03 21:58 | イエス・キリスト | Comments(0)

暑中お見舞い申し上げます   



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暑い暑い日が続いています。
40度近くまで気温が上がった所もあるようですね。
熱中症にならないよう、どうかお体ご自愛ください。
早く涼しくなあれ。


はんな


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# by hannah5 | 2016-08-15 19:50 | ご挨拶 | Comments(0)

詩と思想詩人集2016   


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481名の詩人が参加する大アンソロジー 『詩と思想詩人集2016』 が今月終わりに刊行されます。私は「終焉」という作品で参加させていただきました。今回の作品はちょっと力不足でした。

「コマーシャリズムに流されない、詩人たち自身による<詩人たちのための詩誌>として、1972年にスタートした「詩と思想」は今年、創刊44周年を迎える。当時二十代後半だった私はその創刊号に評論を書かせてもらって以降、一貫して本誌を中心に作品やエッセイを発表してきたから、まさに本誌と共に歩んできた書き手の1人といえるだろう。創刊の頃の「詩と思想」には二十代から三十代の多くの若い書き手たちが結集し、編集委員会も編集部も現代詩の革新を求める熱気に溢れていた。今も文学運動としての「詩と思想」を駆動する詩人たちの意欲は変わらないが、詩界の高齢化は本誌の書き手たちの上にも避けがたく影を落としている。その意味で本年度の 『詩と思想詩人集』 に、二十代の若き書き手たちが数多く参加してくれたことを、何よりも喜びたいと思う。」(一色真理さんのあとがき「詩と思想・詩人集二〇一六編集を終えて」より)

編者   「詩と思想」編集委員会
発行所  土曜美術社出版販売
発行   2016年8月31日
定価   5,000円+税




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# by hannah5 | 2016-08-02 21:09 | ご挨拶 | Comments(0)

声ノマ 全身詩人、吉増剛造展   


現在、東京国立近代美術館で吉増剛造展が開かれている(6月7日~8月7日)。若い時からの日誌や自筆原稿、写真、覚書、銅板、カセットテープ、映像作品、大野一雄とのコラボレーション、怪物君の制作風景や実際の制作物、写真、カセットテープに吹き込まれたさまざまな声を実際に天上から吊り下げたスピーカーから流す<声ノート>など、吉増剛造さんの作品と資料がワンフロア―全体を使って展示されている。タイトルの「声ノマ」の「マ」には魔、間、真、目、待、蒔、磨、交、舞、摩、増など様々な意味が込められていて、「漢字をカタカナに置き換えることで、言葉(音)が本来もっていた多義性を回復させる」意味があるそうだ(東京国立近代美術館吉増剛造展HPより)。私自身は吉増さんのファンではないが、展示された詩や芸術作品を通して吉増さん自身の精神世界に触れ、圧倒される思いだった。ひとつひとつゆっくり見ているうちに閉館時間になってしまい、最後の大野一雄とのコラボレーションはほとんど見ることができなかった。時間があれば再度見たいが、7日で終わるので行けるかどうか。展覧会のチラシをかいつまんでご紹介するので、少しでもGozoワールドに触れていただければと思う(0から9の番号は部屋番号)。尚、写真撮影が許可されている部屋があり、ここに掲載したものはその部屋で撮ったものである。



【声ノマ 全身詩人、吉増剛造展 The Voice Between: The Art and Poetry of Yoshimasu Gozo】


0. イントロダクション Introduction

展覧会は詩人の吉増剛造と「声」とのかかわりをさまざまな角度から紹介している。9つの部屋は黒い紗の幕で分けられており、吉増が農具の箕や「U」の字など、空間がゆるやかにうまれつつあるような形体に関心を持ち続け、そこからあるようでない、ないようである境界線を生み出していることを表している。紗の境界線は見方によってはほとんどないものとして感じられ、吉増における各ジャンル間の深いつながりを意味している。


1. 日誌・覚書 Diaries and Memos

1961年1月(22歳になる直前)から2012年までの日誌や覚書が展示されている。若い頃の「内なる声の吐露」から年を経て「外の声を聞き、内なる声を蓄えるためのメモ」へと変化している。


2. 写真 Photography

離れた二つの場所を重ね合わせる多重露光という手法で撮られた写真が展示されている。多重露光により、夢現の景色と独特の静けさが生まれている。萩原朔太郎の作品も紹介されている。


3. 銅板 Copper Sheets

彫刻家の若林奮から送られてきた薄い銅板に、彼からもらったハンマーと鏨(たがね)で言葉を打ち込んだもの。言葉を打ち込んだ銅板はさまざまな所へ持ち歩き、写真に撮っている。

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この銅板は実際に手で持ってもよい



4. <声ノート>等 Voice Notebooks, etc.

吉増自身の声をカセットテープに録音してメモを取った「声ノート」や、瞽女(ごぜ)や恐山のイタコ、相撲甚句、歌謡曲の歌手などの声が録音されたものなど、約1000本のカセットテープが展示されている。また、天井からは10本のスピーカーが吊り下げられていて、<声ノート>や録音されたさまざまな声が流れている。

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1000本のカセットテープ

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天井から吊り下げられたスピーカ―からは常時録音された声が聞こえてくる


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5. 自筆原稿 Manuscripts

詩やエッセイのための自筆原稿が展示されている。吉本隆明の詩の原稿や中上健次の原稿も展示されている。


6. <gozoCinè>

無編集のロードムービー的な映像が映されていて、吉増自身の声の解説がついている。「まいまいず井戸」は井戸そのものより、吉増自身の解説が面白かった。



7. 怪物君 Dear Monster

2011年の東日本大震災後の1年後に制作を開始した作品で、前半は吉増による朗読、後半は吉増の制作風景を吉増が自撮りした映像を見ることができる。


8.

演出家、飴屋法水による<怪物君>をモチーフにした空間。


9. コラボレーション Collaborations

大野一雄の舞踏と吉増の詩の朗読のコラボレーション。パフォーマンスは釧路湿原で行われた。




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# by hannah5 | 2016-08-01 22:42 | 詩のイベント | Comments(0)

野川朗読会7   


昨日は午後から成城ホールで野川朗読会が催されました。毎回「ひとことテーマ」が決まっていて今回は「私はみんなにこう呼ばれたい」で、出演者各人がどのように呼ばれたいかを朗読の前に言い、会場の聴衆が「○○さ~ん」と呼んでから始めるもので、ニックネームや急遽考案したものやずっとそう呼ばれてきたものなどいろいろでした。また、今回の対談はいつもの長野まゆみさんと田野倉康一さんにそらしといろさんと三角みづ紀さんが加わって、宮澤賢治と稲垣足穂についての思いや知識や発見など、かなり突っ込んだ対談でよかったです。野川朗読会は今回で7回目ですが、思い入れたっぷりの派手なパフォーマンスはなく、詩の朗読と対談に限定して淡々と続けていくのはよいと思います。


【プログラム】

<ひとことテーマ>私の名前・・・・私はみんなにこう呼ばれたい

● 一部
[朗読]
伊藤浩子、生野毅、渡辺めぐみ、そらしといろ、三角みづ紀、長野まゆみ、田野倉康一

[対談]
長野まゆみ、田野倉康一、そらしといろ、三角みづ紀

● 二部
[朗読]
長野まゆみ、田野倉康一、新井高子、樋口良澄、杉本真維子、一色真理、岡島弘子

(司会)一色真理
(敬称略)

主催 そうかわせみ、の会
後援 思潮社、土曜美術社出版販売



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朗読する渡辺めぐみさん



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三角みづ紀さん



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# by hannah5 | 2016-07-19 13:41 | 詩のイベント | Comments(0)

日本の詩を読む X ~ 四季派の時代(第7回)   


「四季派の時代」の最終講義は伊藤静雄についてでした(講義のタイトルは「「コギト」と伊藤静雄」)(7/11)。堀口大学の 『月下の一群』、上田敏の 『海潮音』、永井荷風の 『珊瑚集』 など、日本の近代詩は西洋の詩、特にフランス文学の詩を学ぶことから始まりましたが、伊藤静雄はドイツのヘルダーリンから強い影響を受けたと言われています。20代半ばで抒情詩の同人誌「コギト」に参加、伊藤静雄の詩の難解さ、日本浪漫派への参加、第一詩集 『わがひとに与ふる哀歌』 が萩原朔太郎から絶賛されたことなどが講義の中心でした。読んだ作品は詩集 『わがひとに与ふる哀歌』 から「晴れた日に」、「曠野の歌」、「わがひとに与ふる哀歌」、「水中花」、「春の雪」、大岡信の「抒情の行方 伊藤静雄と三好達治」(一部)、萩原朔太郎の「わがひとに與ふる哀歌 伊藤静雄の詩について」でした。



わがひとに与ふる哀歌


太陽は美しく輝き
あるひは 太陽の美しく輝くことを希(ねが)ひ
手をかたくくみあはせ
しづかに私たちは歩いて行った
かく誘ふものの何であらうとも
私たちの内の
誘はるる清らかさを私は信ずる
無縁のひとはたとへ
鳥々は恒(つね)に変らず鳴き
草木の囁きは時をわかたずとするとも
いま私たちは聴く
私たちの意志の姿勢で
それらの無辺な広大の賛歌を
あゝ わがひと
輝くこの日光の中に忍びこんでゐる
音なき空虚を
歴然と見わくる目の発明の
何にならう
如(し)かない 人気ない山に上り
切に希はれた太陽をして
殆ど死した湖の一面に遍照さするのに




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# by hannah5 | 2016-07-15 22:54 | 詩のイベント | Comments(0)