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萌芽シリーズ完結篇(3作品)   

幾度も転び、幾度も道をはずれ、あきれるほど遠回りしながらなんとか歩いてきました。時には泥沼に足を取られて方角を見失い、どこを歩いているのかさえ見えないことがありました。いつも飢餓感を抱えながら、どこでその飢餓感を満たしたらいいのかわからず、人生の指針が見つけられないまま、時だけが過ぎていきました。詩を綴ったのは、そんな想いを書き留めておきたかったからです。

イエス・キリストに出会い、人生は順調に行ったかに見えましたが、不倫に苦しみ、一時は自暴自棄になったこともありました。しかし、主イエス・キリストはそんな私を決して見捨てず、泥沼から引き上げてくださいました。

萌芽シリーズの最後の3篇は、主の恵み深い愛に触れて清められ、悔い改めて残りの人生をすべて主にゆだねて歩もうと決心した直後に書いたものです。クリスチャンになった時も主の強い語りかけがあり、大きな愛を受けましたが、今回は完全なる罪の赦しを経験しました。

人間には自らの過ちを完全に赦す力はありません。イエス・キリストは私達の罪を背負って十字架にかかり、処刑されましたが、死からよみがえることによって罪の力を砕きました。誰でもキリストを信じるなら、罪はその人を縛りつけることはありません。

萌芽シリーズの最後は「主に」、「雨のように(リバイバル)」、そして「油注ぎ」です。これらの詩3篇を書いたあと、米国ロードアイランド州にあるバイブル・カレッジ(神学校)から奨学金をいただき、4年間の学びの時をもちました。その後、カリフォルニアの神学大学院で神学を学び、今冬、卒業いたしました。現在、東京で大学生伝道に携わっています。

主は私のような罪ある者をも深く憐れまれただけでなく、すばらしい大学院での学びの扉をも開いてくださいました。そんな主に心から感謝をささげる毎日です。

長らく萌芽シリーズを読んでいただきまして、ありがとうございました。

by hannah5 | 2005-03-21 00:12 | 萌芽(before 1997)

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