宇宙の中の微細な存在
2005年 06月 28日
私が宇宙の中で
何ミクロンにも相当しない細胞の
何億分の一の存在であることは
私をおびやかしはしない
私はそんなにも微細な存在であるけれど
ー いや、存在とは呼べないのかもしれないけれど
美しく並べられた星たちに混じって
たしかにこの宇宙の中に計画されて配置された
私は自分の声に耳を傾ける
風にさえかき消えてしまうこの声を
私が生まれるはるか以前に聞いていたのは
万物を整え存在せしめた創造主であった
宇宙の中の大きな星たちや鉱物や微生物や
ありとあらゆる生物に混じって
私の存在も知られている
そのことに私は限りない安らぎを見いだすのだ
「私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれたとき、
私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
あなたの目は胎児の私を見られ、
あなたの書物にすべてが、書きしるされました。
私のために作られた日々が、
しかも、その一日もないうちに。」
(詩篇139:15、16)
by hannah5 | 2005-06-28 22:01 | 作品(2004-2008)