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風の中で   


心がきらきら
痛い日
拾うそばから
割れ落ちていく

蜃気楼を握りしめて
夢のように風の中に立つ
魂の祈りが
あてどもなく宙を舞い
ちりとなって消えていく

私は何を見ていたのだろう
何に捉えられていたのだろう

祈りがある
夜が深みを増すころ
永遠に眠りがあればいいと

by hannah5 | 2006-12-03 23:53 | 作品(2004-2008)

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