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父の涙 (by 岩渕 まこと)   


心にせまる父の悲しみ
愛するひとり子を十字架につけた
人の罪は燃える火のよう
愛を知らずに今日も過ぎて行く
十字架からあふれ流れる泉
それは父の涙
十字架からあふれ流れる泉
それはイエスの愛

父が静かにみつめていたのは
愛するひとり子の傷ついた姿
人の罪をその身に背負い
父よかれらを赦してほしいと
十字架からあふれ流れる泉
それは父の涙
十字架からあふれ流れる泉
それはイエスの愛

十字架からあふれ流れる泉
それは父の涙
十字架からあふれ流れる泉
それはイエスの愛


(作詞・作曲 岩渕まこと、アルバム『HEAVENLY』より)




ひと言

今年ほど信仰が試された年もなかったように思います。いろいろな道が閉ざされたまま、2006年が終わりを迎えようとしています。思ってもみなかったネガティブな展開になり、なぜ??と思うことばかりでした。ドアが開いているように見えたので、そのドアのところまで行くと突然、目の前でバタン!と閉まってしまい、これでもかこれでもかと思うほど気持が押し潰されることばかりでした。しばらく前に母は末期のアルツハイマーと診断されましたが、今度は父が中期のアルツハイマーだと診断されました。2人のアルツハイマーの親を抱えて、これからどうしよう・・・と途方にくれました。

先日、うちの大学生伝道でクリスマス・ディナー・コンサートを行い、ゲストに岩渕まことさんをお迎えしました。岩渕さんは現在、シンガーソングライターとして活躍されておられ、クリスチャンとしてもすばらしい証しをしてこらた方です。コンサートで聴いた「父の涙」は家へ帰ってからも何度も聴きました。しみじみとした声が心に沁みるようでした。岩渕さんが歌う「父の涙」を聴きながら、暗闇の中に一筋の光が見えた思いがしました。イエス・キリストが生まれなかったら、とうの昔に問題に押し潰されていただろうし、こんなふうにブログで詩を書いていることもなかったでしょう。残念ながら、「父の涙」をここにリンクすることはできませんが、機会があったらぜひ聴いてみてください



岩渕 まこと(いわぶち まこと)

1953年仙台市生まれ。中学生時代より作詞、作曲を始める。NHK仙台のFMリクエストアワーのDJを務め、1977年、日本コロムビアよりシンガーソングライターとしてデビュー。ファーストアルバム「スーパームーン」はその年のコロムビアレコード新人賞を獲得。その後、セカンドアルバム「エアーポケット」を発表。ソフト&メローといわれた歌声は数多くのCMにも起用されている。またドラえもんの映画「のび太の宇宙開拓史」「のび太の大魔境」「のび太の海底鬼岩城」他、アニメのテーマソングも歌っている。

1980年、小坂忠氏との出会いを通してクリスチャンとなる。その後デュオで日本国内、そして海外へと、精力的に活動を続けた。

1987年に長女を天に送る経験を通して生まれた曲「父の涙」は多くの方々に愛聴され、また歌われている。その他に、ワーシップソングの作詞作曲、また訳詞等も手掛けている。

1996年6月からフリーとなり、ソロとしての活動を再開。1997年6月にCD「ぺトラ通り」、1998年9月にCD「永遠鉄道」を発表。2000年6月に久々のソロアルバム「HEAVENLY」をリリース。8月にはソングブックを発売。2002年にはライブアルバム「The Season Of Joy」をリリースした。

現在は教会でのコンサートの他に、ペトラストリートとのライブ。関根一夫牧師との新しい賛美歌を歌う集い、「歌声ペトラ」などの活動を行っている。2004年9月ソロアルバム「ふたつのJ」をリリース。


岩渕まことさんのHP: MAKOTO BOX

by hannah5 | 2006-12-21 23:52 | 作品(2004-2008)

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