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詩人 N   


どこかで脳天がぶち割られたような広がり

思考の中をほとばしる脳細胞の群落

直感と対角に置かれたひと味違うところの刺激

不協和音のつながりの居心地の悪さのつながり

地球の上に散らばっている馴染み深いそれぞれ

検索しているうちに生まれた子どもたちをクリックする



威張るには及ばないこの小さな幸福は

空の上で震えているか

ここに落ちてくればいいのに


いいんじゃない?


生まれ続けるひらめきの持ち主は

せっせと息を咲かせている






野村喜和夫さんには脱帽です。
すごい詩人。
好きだなあ、この人の詩。
頭の中がいい感じに動きます。
いつかご紹介しますね。

by hannah5 | 2007-01-23 23:05 | 作品(2004-2008)

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