意味
2008年 01月 04日
その場に行くと
頭が打たれる
その場に行くと
初めて眠りから覚める
その場に行くと
ぶあんぶあんという音や
ごおんごおんという音が聴こえてきて
今まで生きていてよかったという思いと
これでまた生きていけるという思いにうたれる
終わるということがないこの道を歩く
それは何かや誰かのためではなく
向かうべき道を尋ね歩くことでもなく
時の初めに産み落とされ
整えられ用意されていた恩寵の中に
解き放たれることだ
わたしは自由になり
新しい息づかいが紡ぎだされることを知る
永遠が時のただ中に広がっている
もし詩を書くことに意味があるとすれば
たましいが永遠に出会うことだろう
by hannah5 | 2008-01-04 23:54 | 作品(2004-2008)